きみと出かけて
いつまでも砂じしゃくをさがしている
日が暮れて
ぼくらはどこへでも行けるよ
誰かがぼくらをさがしに来ても
影にもなれない ぼくらを見つけることはできないよ

生あたたかい風が 地面を這って吹いてくる
雪の間を通り抜けて
それがぼくらの頬には冷たく感じる
川に沈む夕日は いつだって
ぼくら 味方だと思っているから

誰かがぼくらをさがしに来ても
闇にまぎれた ぼくらを見つけることはできないよ
闇になった ぼくらを見つけることはできないよ