彼にどんな手紙を書いたのか
ぼくらお互い知らない

生き急ぐような 素敵な彼の情熱を
ぼくは立ちつくし 見つめている

思いは届けど
ぼくは
空っぽのままだ

もう会えなくても かまわないと
眠る前に 布団の中で思った
首を振った 首を振った
ただ こんなにも さみしい

愛は交わされ 風は吹く
ぼくは しかめっつらのまま
終わることと 続くことを
願う