妙な気分だったんだ

そんな風が吹いている気がした

きみと歩く夜空も

きみの部屋から見る冬空も

一瞬がすべて

ぼくは もう 動けないかもしれないね

妙な気分なんだ

 

一日一日過ぎていくうちに

ぼくはきみを愛おしいと思っている

一瞬のすべてが ぼくの心に入り込んで

居座って離れないようだ

 

匂いを吸い込んで

きみを思い出す

匂いを吸い込んで

いつかはっとする匂いが 風にのってやってくる

 

ぼくには本当がわからない

ぼくには見分けることができない

きみと歩いた夜空

きみの部屋から見た冬空

ぼくは ずっと 妙な気分さ