今になって

きみを好きになって

きみの言うこと ぜんぶ正当化して

正当化すればするほど

ぼくは狂っていく

そんな夢みたいな夢をみる

 

意味もないし 価値もない

だけどこれだけに 救われている

今になって

きみを好きになって

辿り着く場所

ぼくは安心している

 

きみの名前呼んでみるだけで

ぼくはすごくいい気分になる

それで大丈夫になる

簡単なもので

単純なもので

だけどそれも

今になってきみを好きになったから

 

世界と気分が同じように

なんだってどうにでもなる

そして ならなくたっていいし

そもそも

そこには はじめから なにもない

 

今になって

きみを好きになって

そんな夢みたいな夢をみる