きみはいつの間にか
ぼくのうたをうたわなくなって
ずっとぼくが思っていた
きみのぼくへの思いは
いつの間にかね
いつの間にかね
そんなことはきみは
体のはしっこで笑って
何でもないと言うんだろう
ぼくは いつまでも
きみに追いつけない
ぼくは いつまでも
きみを追いかけている
そんなことは 何でもないと
きみは笑うんだろう
いつまでも ぼくの思うことは
どこにも行けない
きみのやさしさは
ぼくを安心させたよ
あたりまえに 本当だったよ
いつの間にか
きみのうたの中から ぼくは消えて
きみは いつまでも 何でもないよって
笑っている