石ひとかけらにもなれないで
誰の心も 動かすこともできないよ
目に映る確かな風景にも
問いかけ
ひとつの後悔を胸に抱いている

夕暮れは大きくたれこみ
なびく風に匂いを求める

ひとつふたつ足場を移し
この川を渡って行けば
昼も夜も移り気な気持ちも
思い願ったとおりに 入り込んできてくれるだろう

夕暮れは大きくたれこみ
なびく風に匂いを求める