家の中に居れば
関係のないことばかり
でも心の中は ドキドキ
かわいそうなくらい みじめだ
あの時笑って話していたっけ
どうだったっけ 覚えていないや
ピンとこない言葉ばっかり
その心の中で ぐるぐる
きみでも やはり少し歳をとったね
捨て逃したゴミは また来週
痛い時は痛いだけ
悲しい時は悲しいだけ
泣く時は泣きたい時だけ
心の中は かわいそうなくらい みじめ
だけど きみが 目の前に現れた時は
ぼくはきっと 笑いかけてみせるんだろう
あの街の景色も この町の景色も
いつかぼくの中で 仲良く居座るまで
壁一枚挟んで きみの声を聞く
ぼくは 汚いものじゃないからと 捨てまくっている
ああ 素直さと楽しさはいつでも 平行してやってくる
そいつとうまくやっていたのは 結局
あの頃の ぼくの方さ
ぼくの言う やさしさなんて
もうすでに やさしさなんかではない
夏の匂いがやってくる
確信する度に 幻に見えてくる