足りない物なんて 何もないから
だから これでいいだろう
何もなかったことと同じ
そんなふうなふり できるかな
夜でも季節でも
きみと越える瞬間がたまらなかった
きっと何も忘れられないね
笑っているのは 笑っちゃうから
いつでも こんなこと
たくさん言うことあったけど
一言で言える言葉をさがそう
きみが ここにいる間に
心をつかみあって それを確かめあってうれしがっている
きみが ここにいる間に
ぼくは死ぬのを待っている
きみとぼくの同じ部分が
重なり合うのを待っている
瞳だけが すべてを語っている
だから ぼくは 動けなくなる
届くべきものが
ちゃんと届いているのなら
それでいいのさ
何も考えなくていいよ
すべては いつだって ここにあるだけ