ひととおり 落ち着いたんだ 気持ちは
何も 言葉がでてこなくなって
気づいたら
きみが 言っていたこと
思い出していた
夢の中 それとも いつのこと
光っていたものが 今は
胸の中に
もうしばらく 感じられていないんだ
あたたかい 日の匂いを
いつのまにか そう すべてが
いつのまにか
後ろ向きのまま
前へ前へと
とにかく 気持ちを はっきりとさせて
楽になりたかったんだ
ゆううつのくりかえしは
もう 飽きたんだ
天気雨の夕暮れ
雨上がりの夜空に
水は冷たく
心は軽やか