まだ あの浴衣 着てた

上向いたまま 泣いた

可愛がった それぞれの優しい気持ち

死にたくなって

同じ気持ち知って

深い夜の道を ふらふらと

深い酔いの中を ふらふらと

辿っていく おそらく真っ直ぐに

覚えていた ぜんぶ 覚えていた

きみには 忘れていてほしい

あの顔だけ 変わらないまま

抑えたけど 溢れてくる

夜がまた 明けようとしている