夕べ自分が話した 言葉の波を泳いでいる
目が覚めて きみの電話を待っている
今 季節がはっきりと
鼻先をくすぐっている
ぼくらは
自分の居心地のいい感覚の世界に向かっているだけ
だから
好きにやればいい
それだけのこと
ぼくは ただ
きみの前に
ぼくは ただ
きみの前に
波の中のさがしものは
見つからないまま 泳いでいる
眠っているきみを 想っている
目の前に
きみを描いていく
ずっと待っている
ぼくらの心は
波にさらわれていく
ぼくは ただ
きみの前に
ぼくは ただ
きみの前に
どんな時も
ぼくのところに来てほしい