空のずっと奥
遠い昔も それを見た
きみがぼくをわかっているように
ぼくもきみをわかっている
二人の足元が 夏草にぬれる

目まぐるしく 始まりつづけること
いつの間にか 過ぎてしまった時
こんな気持ちを どうやってきみに伝えよう
ぼくが泣いているのは
ただ それだけのことだよ

ふるえる胸が 今にもきみに届きそうで
また ぼくは そう願っている
見上げると いつも この胸はこわれてしまいそうで
そう ぼくは 覚えているんだよ
いつだって
同じ涙が 胸を伝っていく