いつのまにか 動けなくなっていて

どこまでも 行けるはずなのに

いつのまにか 泣きたくなっていて

いつのまにか 解き放たれたくなっていた

きみのうたで 思い出して

胸が苦しくて どうしようもなくて

きみの体が 全部を解き放って

ぼくは そのまま 連れて行かれたかった

ぼくは 気づいてしまうから

わかってしまうから

きみとの夏が過ぎていく