もうそのまま
きみの中へ溶ける 自分の一部分と
知らないことに 気づかないことを 並べて見分ける

ただどうしても 悲しくなりたかっただけで
そう願わなくても そのまま流れていけるんだ

もっと たくさんの服に巻きこまれていこう
そしてそれが すべてだと思う

ぼくがきみだけに これ以上のことをしたいと思えるなら
たくさん流れつくもので それを白くする

見えないまま 流れていった景色とその感覚
雲のようなものだとしても 同じ色 そう思いたい

きっともうはずせられない 細い空気の棒と
このままつづけていく ぼくの手の形

ずっと思ってた そうしないようにはできなかった
そしてそれが すべてを残す

ぼくがぼくだけに これ以上のことをしたいと思えるなら
見える人と自分のカオ それを白くする