ああ ぼくは毎日

ぼくを殺したい

きみといた時も

ぼくは そんなふうに思っていたんだよ

きみは 今 どんな気持ちでいる

きみの悲しみと

ぼくの情けなさが

乾いた空に 形どられて

ぼくは なんだか

とても 懐かしい気持ちになるんだ

こんな気持ちになる時がくるなんてね

ぼくは ずっと 同じままでいる

きみの命が ぼくには救いだった

例えば ぼくが生きていることとして

救いだったさ 気がついたら

きみの知っていることに

心を通わせた

そうだ ぼくは

何もできなかったね

きみの言葉が 嫌でも届く夜は

本当にぼくは 何もできなかったよ

毎日 ぼくは ぼくを殺したいんだ

ああ 本当に

好きなものは 本当に大好きだった

ぼくは 空気の中に とても本当に

そこにいたよ

思い出すのは 同じ景色ばかり

こんなにも静かな 本当の時が思い出される