ぼくらの靴の下に 同じ葉っぱが
ぼくらの足跡の上に 同じ花びらが
同じ道を歩いたからさ
同じ道を歩いていたからだね
どこまでも 青い空を求めて
明日には また それぞれの日常へ
ぼくらの歩いた道に 同じ木の葉
ぼくらが同じ時を過ごした記憶
ぼくが触れるこの木のように
きみが触れるこの木のように
ぼくらの思いも さりげなく
ずっとここにある
遠い昔から 遠い先まで
ぼくらは儚さを知るだろう
忘れた感覚は
ほのかな さみしさになるだろう
それでぼくらは続けていくのさ
はじまりのような ときめきと
おわりのような 静けさの中
静かに消えていく感覚の中