目まぐるしく
それぞれがスピードを持って
走っているけれど
そこでは ちゃんとつながっているよ
ぼくのアタマの中に ひとかけらも
みじんも そのことがない時は
毎日のことのようなものだけど
ちゃんとそこで いつもつながっているんだな

まっ黒く空がアタマの上に広がって
ずっとずっと遠くを思ったりする
あたたかいものに あたたかいものが触れて
ぼくはもうほんとに幸せだよ
余計なことは口にしないで
ちゃんとそこでつながっているから

空がほんとに黒く黒く広い
触れていたものが離れて
あっちとそっちへ それぞれに歩いて行って
またそれぞれに それぞれを忘れても
そこではいつも ちゃんとつながっている

目をひんむいて 筋張って
思い出さなくてもいい
いつだって 気づける
だって
そこではいつも ちゃんとつながっている