どうやったら きみに好かれるか
汚く小さく
頭と胸が苦しくて
いつだって 夢の中の春
ぼくは 十年とちょっと
風に吹かれ
風を吸いこみ
ああ 大好きで大好きで仕方がない
ぼくのやり方を
きみに見つけられて
ぼくは 泣きたくなる匂いを思い出す
目に染み込んだ夕日が
涙を押し出した
きみに会いたいのと同じくらい
自分が愛おしくて
空の色を180度見つめ続けていた
青色も赤色も 本当に好きさ
きみの声の奥
ぼくの知っている きみの歌声に気づく
ただ ただ
ずっと このまま
高まる気持ちが はじける
寸前のところで
ずっと このまま