好きだった きみのこと 好きでいたかっただけなのかな 時間は少しあったけど 何もしないで過ぎていった...

きみの声が聞こえてくる ぼくらは どこまでいって どこで 離れてしまったのか 終わりがいつ訪れたのか...

大丈夫になったり ダメになったり くりかえして 結局持ちこたえて 今いるのかな 天国か地獄か 有頂天...

夜の光たちの中 ぼくらふたりで居たんだ 遠くの工場 行き帰りの飛行機 月がきもちわるいよって きみが...

今 振り返ってみれば ぼくは あの時 幸せを感じていたのかもしれない ぼくは あの時 幸せだったのか...

きみに手紙を書きそびれて どんどん 季節が過ぎていって 感動は 薄れて すべては思い出になって 忘れ...

きみに おもしろくないと 言われてしまった そうだね ぼくは ずっと 同じことやっているから バカは...

よかった時が思い出せない こうなってしまったら いつも だいたい わかっているけど だから いい時に...

畦道を歩きながら もう駄目かなって思っていた 喉に伸びた手は 行き場を失っていた 季節だけが揺るがな...

足りない物なんて 何もないから だから これでいいだろう 何もなかったことと同じ そんなふうなふり ...