水面に広がる光は すべてを白くしてしまいそうだな
ぼくがもう少し この水に浸かっていれば
そう 温度はすぐに上がっていったのにな

きみの数知れない言葉の中で
ぼくはねじり潰されてしまいそうなんだよ
何も言えないぼくのカオは
どんなふうに きみに見えていたのかな

昼と夜の8時間で
航空ショーと夜行バス
きらきらと白い光 ぼやけた音になって
ぼくの短い感覚が終わる

夏はあっという間におわる
生々しい自分の足を眺めて 少し笑った
どんなきみだってうれしくて いつも夢にまでみるさ
秋になると ぼくは思う