きみを責めてしまうのは間違いだよ
きみを悲しませるのは間違いだよ
でも ぼくはぼくをどうにかしなくちゃ
気持ちを外へと向けて

広がる水にそっと指を触れて
そんなことしかぼくはできなかったけど
ごまかしながらも きみに助けを求めていたよ
遠くなっていく
雪が降る前みたいな
そんな感じだ 今

安い洗剤をたくさん使って食器を洗う
日のあたらない窓は
ぼんやりと薄暗くなっていく
外へ出ても何も変わらないのなら
ぼくはこの部屋を
ストーブの暖かさでぼやけさせてしまおう