ぼくは今　道端にいる ここからは　ずっと遠くの道までよく見えて きれいなライトの列が 遠くまで規則正...

手の中の滴を ぼくだけに返して あるいは ひとつふたつ忘れた状態で ゆうべ　きみと居た時は こんな気...

まったく　つまらない話かな とりあえず きみの知っていること　ぜんぶ　おしえてよ 毛羽立つ肌もかわい...

空気が揺れる景色は ぼくに　ここにいろと　言ってるの ああ　誰のことも　想わないのは こんなに気持ち...

９月の空を見上げる ドンが飛び去っていったあとのような空だ 夏をいっぱい吸いこんで ふくれあがった胸...

一秒一秒 ぼくはもとにもどっていくのか 鏡で見るさ 自分のカオを　何度も何度も 瞼の裏には　札幌か ...

家の中に居れば 関係のないことばかり でも心の中は　ドキドキ かわいそうなくらい　みじめだ あの時笑...

少しだけ早い朝の道に　水が撒かれている 晴れた日のコンクリートの濡れた匂い 一日に２回この道を　ぼく...

隙間だらけの文字で言葉の波を泳いでいる いつも気づかぬ間に　眠っているみたい 知らないことを知りたい...

靴の陰に目線を落として ほんとうに静かな言葉を聴く 静けさは心地よい ほら　ざくざくの道を辿って冬の...