一秒一秒 ぼくはもとにもどっていくのか 鏡で見るさ 自分のカオを　何度も何度も 瞼の裏には　札幌か ...

家の中に居れば 関係のないことばかり でも心の中は　ドキドキ かわいそうなくらい　みじめだ あの時笑...

少しだけ早い朝の道に　水が撒かれている 晴れた日のコンクリートの濡れた匂い 一日に２回この道を　ぼく...

隙間だらけの文字で言葉の波を泳いでいる いつも気づかぬ間に　眠っているみたい 知らないことを知りたい...

靴の陰に目線を落として ほんとうに静かな言葉を聴く 静けさは心地よい ほら　ざくざくの道を辿って冬の...

窓だけが　ぼんやりと開いている ユラユラと　ぼくは波打っている気分 ツメも髪の毛も　あっという間に伸...

部屋の中に居たから　気づかなかったよ 外はもう明るくなっていた ぼくはやっぱり　待ってしまっているの...

階段を下りると　もうすでに雨の匂いがして 街は湿気を含んで腫れ上がる この身体から離れるものなんてな...

ただ　その寂しさゆえに きみは必死なだけだってことは　わかってるんだ でも　ぼくはぼくでやっていくよ...

当たり前に 自分のやることすべては 許せてしまうものだな きみのことなら　許せないことばかりなのに ...