のっぺりとした月夜を ぼくは　今　ひとりで歩いている こんなにも　なんでもない気持ちが ずっと続けば...

夕焼けを追いかける ずっと空がひらけている きみの白いカオが夕闇に浮かぶ 半分夜になって 風の中にい...

季節が変わって チャイムの時間も変わった 夕方の匂いが　この部屋に充満し ぼくらは寝ころがったまま ...

きみの知っていることだけが すべてだって思うのかい ぼくの知っていることだけが ぼくのすべてだ きみ...

彼にどんな手紙を書いたのか ぼくらお互い知らない 生き急ぐような　素敵な彼の情熱を ぼくは立ちつくし...

歩くように音が始まると 今のきみなのか　昔のきみなのか ぼくにはわからない   とどまるこ...

いちばん好きなうたは　中学生の真っ昼間 どうでもいいことにこだわる　わりきれない気持ち こっけいで　...

こんな気持ちは　あまりにもみじめだから 今はこうして　ひとりでいよう 月が冷たく窓に滴を垂らして 夜...

ぼくもそう きみと二度旅に出たんだ それよりも もっと 日々はめまぐるしかった いつまでも　この灰色...

行き場のない懐かしさを抱き 行進して行く時 きっとぼくはきみのうたを思い出すだろう きみに教わった花...